専門看護師を目指すには

看護師にも種類がある

高齢化社会と言われる現代の日本では、医療福祉の現場でそんな状況への打破に急速な対応を求められています。
患者の数は年々増え、高度化、専門家も加速しています。

その中で、看護師の役割はますます重要なものとなっており、より多くの知識や高い技術が求められます。
地域看護や老人看護、重症患者看護。
点滴
がん看護専門看護師、精神看護などなど。
看護師にも、専門分野での活躍が期待される時代です。

そんな中で、看護師の質の向上、専門性を高めることを目的とし、「専門看護師」という資格制度を日本看護協会が設立しました。

専門看護師は、特定の分野において卓越した看護技術を持っていると認められた看護師にのみ与えられる資格です。

専門看護師は、1996年に初めて設定されました。
現在にはおよそ1,000人もの選任看護師が存在しています。

専門看護師になるには

日本看護協会専門看護師認定試験の合格を勝ち取ると専門看護師として働くことができます。
受験資格を得るにも様々な条件があるので、1つ1つ確認しておきましょう。

まず、日本国内においての看護師、保健師、助産師などのいずれかの資格を有していることが大前提となります。
そして、看護系の大学院修士課程修了者であること。

日本看護系大学協議会が定めている専門看護師の教育機関において専門看護分野所定のカリキュラム総計26単位を取得することが必要です。

専門看護師の分野には、がん看護、小児看護、感染看護などがあります。
2012年には日本看護協会理事会において、新しく在宅看護が承認されました。
現在では合計11分野と、数を増やしています。

全国には88大学228過程の専門看護師の教育機関があり、その中で自分が目指す専門分野の教育を行っている大学に通い、通常2年間は勉学に専念しなければいけません。

専門看護師を目指すうえで欠かせない実務経験は、通算5年以上が必要です。
そのうち3年以上は専門看護分野の経験が必要であり、さらに1年は修士課程修了後の実務経験でなければいけません。

つまり、すべての条件をクリアできなければ試験に挑むことさえできないのです。
認定試験資格を得ることができたら、筆記試験と面接を受けます。

筆記試験では論述式問題や事例問題、総合問題などが出題されます。
年に一度のチャンスの認定試験に合格し、晴れて専門看護師として登録されることとなります。

また、専門看護師の資格は永久性がありません。
5年ごとに更新審査を受けなければいけませんし、資格を取得した後でも常にスキルアップが必要です。

専門看護師の活躍する場所

専門看護師の資格を取得することができたら、専門看護師としての役割を発揮することができる病院の看護師求人を探してみましょう。

働いていた病院に専門分野がない可能性もありますが、ほとんどの方が実務経験を積んだ病院へ就職される傾向があります。
専門看護師を優遇する病院を探す際は、看護師専門転職サービスなどを利用することでぴったりの求人が見つかる可能性が高まります。

専門看護師は、がん専門看護師、慢性疾患看護、地域看護、精神看護、老人看護、母性看護専門看護師などの種類があります。
かなり専門性が問われる職種ですから、求人を自分で探すのはとても大変でしょう。

病院を探す際のポイントとしては、専門看護師としての資格を活かせる病院と、新任看護師や新人看護師に対して教育体制が整っている病院を探すと、失敗しません。
資格取得に理解のある病院はなお良いでしょう。

専門看護師の資格を取得し、転職することで給与や待遇の変化があるでしょう。
働きやすさも変わりますし、きっと今までのキャリアプランとは違うやりがいや楽しさを見出せるはずです。

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