慢性疾患看護専門看護師

慢性疾患看護専門看護師とは

慢性疾患看護専門看護師の役割は、生活習慣病の予防や慢性的な心身の不調などを改善し、高い看護の提供を目的とした看護職です。
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患者さんの生活習慣が大きく影響するような慢性疾患に対応します。
かなり、専門知識と豊富な経験が必要なお仕事です。

専門分野が認定されたとき、成人看護という名称でした。
ですが、近年生活習慣から慢性的な疾患を患う方が増え、専門性の高さからより理解されやすいようにと平成19年に慢性疾患看護専門看護師と名称が変更されました。

慢性病と向き合うためには、専門的な治療が必要です。
慢性疾患は、急性期のうちに完治することができず、慢性化した病気のことを表しています。
色々な合併症を誘発することで知られている糖尿病は、慢性疾患の代表的疾患です。

糖尿病は、初期頃には自覚症状がほとんどなく、治療の効果で劇的な変化も見られません。
そのため、慢性化してしまうことが特徴です。

慢性病患者は今後ますます増えると予想されています。
慢性病と上手に向き合いながら、生活を送る上で支障がないように支援をすることが、慢性疾患看護専門看護師の役割です。

慢性疾患看護専門看護師になるには

慢性疾患看護専門看護師になるには、専攻分野の共通科目と実習科目の単位、CNS共通科目を決められた単位数で取得しなければいけません。

また、専攻分野専門科目において、更に深い学習を行うことを必要としています。

科目の選択には、慢性病予防と管理能力を養うことが最終的な目標です。
専門領域の開発と探求が必要ですから、そうそう簡単になれる専門看護師ではありません。

大前提として、看護師資格を有していなければいけません。
また、実務経験が5年以上、そのうち3年以上の慢性疾患看護分野の経験が必要です。

慢性疾患看護専門看護師の将来性

慢性疾患看護専門看護師は2014年現在、全国で100名程度の方が登録されています。
そして、教育機関によっては受験者全員が合格することもあり、合格率は非常に高いといえます。

審査の難易度は簡単だとはいえませんが、受験するまでの道のりをこなせば、後はほぼ合格間違いなしです。

近年では、慢性疾患に悩まされて医療機関にかかっている方の割合が増えています。
慢性疾患はその症状が多様であることから、看護について個別性が要求されています。

完治することが難しいので、症状を抱えながら生活を続けていくサポートも必要。
そうした中で、質の向上を担う慢性疾患看護専門看護師への需要は高まってくるとみられています。

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